●カザーフ共和国 カザーフきょうわこく
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旧ソ連を形成した中央アジアの共和国で,面積約272万平方km,人口170万人(1996年)。カザーフとは「反逆者」の意。15世紀中ごろウズべク族と分かれ,キルギス平原で遊牧生活を営んだが,17世紀には農耕も始めた。その後,しだいにロシアの征服を受けたが,1917年十月革命後独立運動がおこり,1920年カザーフ(初めはキルギス)自治共和国を形成,ロシア連邦共和国に加わった。1924年,中央アジア地方の行政的再編成が行われたとき,現在の領域が確定,1936年スターリン憲法施行のさい,独立の共和国となった。行政的には16州に分かれている。ソヴィエト時代に入ってから農業振興策がとられ,ソ連農業の重要拠点となる。鉱物資源も豊富。おもな都市は,首都のアルマ=アタ(りんごの父の意)・石炭のカラガンダ・シべリアへの玄関口セミパラチンスクなど。国土は南東部分に天山山脈などがある以外は大部分は砂漠と台地と荒地の平原で,西にカスピ海,内にアラル海・バルハシ湖がある。