●牙行 がこう
アジア 中華人民共和国 AD
中国において,売手と買手のあいだに立って両者の商取引をまとめて手数料を取るのを業とした仲買業者のギルド。仲買業者は,先秦時代には牙檜なる名で姿を現しており,唐代には牙郎・牙人という仲買業者が存在していたが,ギルド(牙行)が成立するのは,五代になってからである。宋代に入ると,塩・茶・絹・米から土地・家屋・牛馬・人身の取引(売買・雇用)にまで仲買業者が介入するようになった。土地・家屋・牛馬など,人間の主要動産を扱う牙人を官牙,普通動産を扱う牙人を私牙といって区別したようである。明清時代にはさらにすすみ,都市の一流店舗は,ほとんど各種の牙行により占められた。牙行には施設として,倉庫・宿泊設備・運搬手段・銀行業務の窓口が設けられていた。牙行は商談が成立すると,売手と買手の双方から取引額の2〜3%を手数料として取ることになっていた。
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