●景山英子 かげやまひでこ
AD景山英子 景山英子
1865〜1927(慶応1〜昭和2)婦人解放運動の先駆者。岡山県出身。1882年女流民権家中鳥俊子の演説をきき婦人解放を志す。1884年母とともに働く女性のために夜間部をもつ私塾蒸紅学舎を設立するが,集会条例によって閉鎖。上京し,旧自由党員大井憲太郎らの朝鮮改革運動に参加,渡航直前に逮捕,入獄(大阪事件)。1892年杜会改良主義者福田友作と結婚。1900年夫と死別。女子の経済的独立を課題に角筈女子工芸学校を開く。このころより社会主義者堺利彦・石川三四郎らと親交を結び平民社に出入し,婦人解放を主張して社会主義婦人雑誌「世界婦人」を発行。足尾鉱毒事件の救援運動に参加。婦人の政治的自由獲得のため治安警察法第五条改正運動を行った。著書に『妾の半生涯』『わらはの思ひ出』がある。〔参考文献〕村田静子『福田英子』1959,岩波書店
絲屋寿雄『女性解放の先駆者たち』1975,清水書院