●確率 かくりつ
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確率とはある偶然性をもつ事柄のおこりうる可能性を表す数字。一定の事象が多くの異なった方法でおこりうる不確実な条件下におけるおこりやすさの大小を推論し,数値化したもの。しかし確率が数学的に取り扱われはじめたのは17世紀のパスカルとフェルマの往復書簡のころといわれ,確率論を基礎づけることはいろいろな立場からなされているが,非常にむずかしい問題があってその意味については今なおさまざまな見解がある。たとえば経験とは独立に特定の結果が生じることを合理的に信じてよい,相対的度数の測定とするもの,あるいは経験を考慮に入れて数多くの試行をした場合に特定の結果が得られる,相対頻度の極限と考えるもの等々である。さいころの一つの目の出る確率は理論的には6分の1というのは前者,実際に振ってみるとほぼ6分の1になるというのが後者である。社会科学ではふつう相対頻度を,ある事象の確率の近似値として用いている。