●核兵器 かくへいき
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核エネルギーを用いた強力な破壊兵器のことである。第二次大戦中には,高濃縮ウランやプルトニウムの核分裂エネルギーを利用した原子爆弾が開発され,爆撃機で広島と長崎に投下された。その後核融合反応を利用した水素爆弾が開発され,1954年にマーシャル諸島のビキニ環礁で実験が行われ,近くを航行中の第五福龍丸の乗組員が被爆した。現在では,核兵器というときには,この爆弾に相当する核弾頭だけでなく,ミサイルなどの運搬手段を含む核兵器システム全体のことをさすのが普通である。核弾頭の爆発威力は,それに相当する高性能火薬の量で表し,単位として,1,000tにあたるキロトンかその1,000倍のメガトンを用いる。広島爆弾と長崎爆弾の威力は,それぞれ13および20キロトン,ビキニの水爆は17メガトンの威力があったとされている。ミサイルも大幅に進歩し,13個までの核弾頭を搭載し,別々の目標に向かう個別誘導多核弾頭(MIRV)装備もある。