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●鍵取り かぎとり

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 神社やその宝庫の鍵を預かる人のことで,鍵主・鍵元・鍵預りともいう。本来は官衙・庁舎・社寺などの倉庫の鍵を保管する役目のことであったが,神社祭祀の重要性から鍵取りの役目も重視され,明治以降はもっぱらこの役に限定して使われるようになった。鍵取りは,1軒ないし数軒の旧家が世襲することが多く,神社の創建あるいは祭祀に関して特別な伝説をもつことが多い。また神社の祭祀も鍵取りの立会いがあってはじめて執行されると伝えている場合も多く,こうした点で交代制をとる氏子総代・社守と相違している。