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●カイロワン炭田 カイロワンたんでん

アジア 中華人民共和国 AD 

 中国河北省唐山市にある,中国ではじめて本格的機械化を導入した大炭田。1876年(光緒2)李鴻章の命をうけて招商局総辧唐廷枢が設立準備をはじめ,1978年正式に開平礦務局として出発した。1881年に3,000人の労働者を使って生産開始,専用の鉄道・運河・港湾設備の整備が奏効し,19世紀末には年産73万トンに達した。1900年義和団事件にさいし,督辧の張翼は8カ国連合軍の占領をさけるため,外国資本を導入して中外合弁の開平礦務有限公司として英国に登記した。のち清政府は回収に努力したが,英国での裁判に敗訴した。このため隣接した鉱区をもつ北洋煤礦有限公司を設置して,英資本に対抗競争した。しかし,この会社も辛亥革命後の国民政府の財政窮迫のため,販売部門を通じて英国資本に支配され,1934年に国民政府は両会社を合併したカイロワン※注1※煤礦公司を認可し,完全に英資本のものとなった。1948年に人民解放軍に接収され,1952年からは中華人民共和国政府の管理に帰した。

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