●外来文化 がいらいぶんか
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外国もしくは外来の文化,土着文化の対語。日本に対する仏教・儒教・キリスト教などがすべて外来文化である。日本の土着文化をもし縄文文化に求めても外来文化の複合において成立した。したがって外来文化と土着文化の二分法は成立しない。神島二郎はアニミズムを土着文化の原点におき,それが精霊崇拝−祖先教−君主崇拝−ナショナリズムという歴史的な近代の過程をたどり,連続しており,アニミズムの伝統をたち切れないことを土着文化の特徴として示す。日本は馴成単一社会で,西欧の異成複合社会と対比されるものである。これも島国が育てた日本的特殊性といえる。したがって外来文化の土着化,いいかえると妥協によって定着化している。日本人の外来文化受容のパターンは多重構造型の傾向がつよい。統合型は氏神化型・競争型・独占型という風に分かれる。土着文化の搬出は外化と普遍化の可能性をもつ,たとえば日本の祖先崇拝など特有のものでなく普遍化が可能である。