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●開発教育 かいはつきょういく

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 開発教育は国際理解教育の一領域を占め,南北問題教育ともいわれる。そこでは,発展途上諸国に対する正しい理解の育成が目標とされている。1960年代後半から西側先進諸国によって開発教育は推進されてきた。この時期における中心目標は,貧しい発展途上諸国への同情心や思いやりの気持を育成することであった。このような教育目標の推進とともに,発展途上諸国への開発援助の拡大を促進させていった。しかし,1980年代に入るとこの考え方は修正され,先進国と発展途上国間の相互依存の認識による連帯感の育成を目標の中心に置くように変わった。西側先進諸国のなかで,わが国が最も開発教育に関しては無関心であった。最近では,「開発教育シンポジウム」などの開催により,この新しい考え方の普及がはかられている。しかし,開発教育に最も近い地理教育の分野でも,開発教育の視点から授業展開が計画されることはほとんどみられない。