●開元通宝 かいげんつうほう
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中国の唐代の貨幣。漢代以後隋代まで使用され,主流であった五銖銭に代わり,唐初の621年(武徳4)以降鋳造された銅銭。その規格は後世の中国王朝の銭貨の基準となり,開元銭時代というべきものの端緒を開いた。その径は8分,重さ2銖4ルイ※注1※(1銖=10ルイ※注1※,唐の2.4鉄=漢の7銖)とし,10個で重さ1両となるため,以後制度の定着に伴い1両の10分の1を1銭というようになった。なお開元とは年号ではなくて開国建元(国を立て元号を定めること)の意で,唐の建国を記念したものである。中心の四角い孔の各辺にある銭文を上右下左(開通元宝)と読むことはすでに唐代に一般化しており,その当否は別として後世の銭貨を年号を上につけて“通宝”“元宝”というのに影響を与えたという。〔参考文献〕曽我部静雄「開元通宝銭の銭文の読み方」『中国社会経済史の研究』1976,吉川弘文館
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