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●ガイクワール家 ガイクワールけ

アジア インド AD 

 グジャラート地方を中心に勢力をもったマラータ族の地方王家。イギリス支配時代にはバローダ藩王国となりインド独立までつづく。一族の創始者ダマジ1世については未詳。マラータ王国のぺーシュワー(宰相),バージ=ラーオ1世の時代に,ピラージがこの地の統治をゆだねられて以来勢力を伸長した。シンディア・ホルカルボンスラ家とともにマラータ同盟を結成。18〜19世紀初頭にかけて3次にわたるマラータ同盟とイギリスとの戦争で他の王家が衰退したのに対し,ガイクワール家は終始イギリスと友好関係を結び,1805年には無抵抗でイギリスの“保護”下に入った。1875年に同家を継承したサヤジ=ラーオ3世は開明君主として知られており,彼のもとでバローダは学問・産業の中心として大いに発展した。