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●海印寺 かいいんじ

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 朝鮮,慶尚南道陝川郡カヤサン※注1※にある寺院。新羅の哀荘王が802年順応・理貞の2高僧のために創建した。王は寺田を寄進し,また使者を唐に派遣して大蔵経を求め,この寺に安置した。新羅末期の名儒として知られる崔致遠は,最後にこの寺に隠棲して終わったという。高麗時代,名僧の大覚国師義天もこの寺に滞在した。高麗の太祖は,半島統一を助けた住持の希朗の功に報いるために寺田を寄進し伽藍を拡張した。高麗の高宗時代,蒙古軍が侵入したため,江華島に避難した王室は,外敵退散を祈って大蔵経を梓刻した。1398年に江華島禅源寺からこの寺に板木が移され,現在も板庫2棟のなかに8万余枚の板木を所蔵する。高麗版大蔵経を所蔵するところから,法刹本山といわれ,通度寺仏刹,松広寺の僧刹とともに,朝鮮三宝本山の一つに数えられる。寺はたびたびの火災で大部分が焼失した。現在,景勝の地に紅霞門・天王門・九光楼・大寂光殿など堂宇50余棟がある。

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