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●御嶽山 おんたけさん

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 長野・岐阜県境にわたる,乗鞍火山帯南端にあるコニーデ活火山。1979年(昭和54)10月28日に有史以来突然の爆発をおこした。灰が,150km離れた群馬県前橋まで降ったほどの大規模なものであった。最高峰の剱ケ峯(3,063m)を主峯に,継子岳・摩利支天岳・継母岳などが南北に連なる。山頂部には,一ノ池から五ノ池までの噴火口跡の地形が残っている。二ノ池と三ノ池は水をたたえ,とくに二ノ池は,標高2,905mでわが国最高位の湖沼として有名。独立峯で長い裾野を引き,山腹から山麓にかけては木曽檜の美林でおおわれ,荘厳な山容を誇っている。古くから富士山とともに信仰の対象となっている。山頂には御嶽神社が祭られ,山麓の登山口に当たる三岳村黒沢と王滝村上島には里宮があり,毎年御嶽まいりと呼ばれる信仰登山者で賑わう。また山腹・山麓には,御嶽高原・開田高原など火山特有の高原がみられ,江戸時代から戦後まで木曽馬の採草地に利用されていた。近年はスキー場や観光地としての開発が盛んになっている。