●音声知覚 おんせいちかく
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音声は,呼気圧による声帯の振動が,声道を通り,口蓋・舌・顎・唇などで調音して発せられる。音声知覚は,ある人の音声を,ほかの音刺激から選出し,音素や音調素を知覚して,言語,さらには話者,話者の感情などを認知する過程である。また,音声は,[1]音韻情報固有の言語が符号化されたもの,[2]声性情報話者とその人の情緒性を伝える,[3]社会的情報・言語学的情報話者の社会的背景(時代・地域・階層)を含むとされる。最近,機械に音声の自動認識を行わせ,コンピュータなどへの入力に用いることが研究・開発されつつある。これは,音声の物理的特性を,三次元的(周波数・時間・強度)に分析して得られたソナグラムを中心に,音素認識・連続音声理解・単語認識を行わせるのが基本形であり,語い数・話者数などに制約はあるが,実用化している。