●音素 おんそ
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ある言語のなかでの最小の弁別単位。ちょうど物質を分析していくと元素に環元されるように,ことばを分析していってこれ以上分けることのできない単位が音素である。音韻という用語も音素と同意味に用いられる場合もあるが,一般的には音韻の方が少し意味がひろく,アクセント・声調・イントネーションも含む。言語によって異なるが,一つの言語は約20〜50ぐらいの音素からできており,その結合により語をつくり意味を伝達するわけである。一つの音素には,実際に話されるとき,その音の文中脈絡や個人的社会的習慣の差により発音の異なるいくつかの変異音がある。音素の定義は,言語学という学問が今世紀に入って急発展したこともあり,学派によって多少の差がある。