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●オルホン碑文 オルホンひぶん

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 突厥碑文のうち,モンゴル高原オルホン河畔ホショー=ツァイダムで発見された闕特勤碑文(732年建碑)とビルゲカガン※注1※碑文(735年建碑)をおもにさし,ときに地域的・言語学的に一括して扱える若干の小碑文も含める。1889年,ロシアの考古学者ヤドリンツェフにより発見され,翌年以後,フィンランドのフィン=ウゴル協会やロシアのラドロフ隊による調査をへて写真・拓本が公刊されると,二碑文を対照してデンマークの言語学者トムセンが1893年に解読に成功した。二碑文とも西面には唐から贈られた漢文が刻文されており,突厥文部分はそれぞれ71行・80行ある。突厥碑文中最もまとまった内容をもち,歴史学的・言語学的に貴重な資料である。

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