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●オルホン川 オルホンがわ

アジア モンゴル国 AD 

 モンゴル人民共和国の川。ハンガイ山脈に源を発し,北東流してウランバートルを貫流するトラ川を合わせ,キャフタ付近でセレンガ川と合流してのち,ウラン=ウデを通過してバイカル湖に注ぐ川。この流域は古来,牧畜に最も好適の地として知られ,北アジアを覇するには,まず,この地を確保する必要があった。諸民族は,この河流域にそれぞれ国都を構築し,ここを拠点として北アジアを征覇するとともに,南方の農耕国家,中国と対立抗争を展開,世界史上に大きな役割を演じた。[1]匈奴の都ノイン=ウラ(ウランバートルキャフタのほぼ中間),[2]オルホン川上流の湿地帯で発見された,キュル=テギン碑などの一連の突厥碑文,[3]モンゴル初期の国都カラコルム(西クーロン付近のエルデニ城),[4]ウイグルの都カラベルガスン(カラコルムから少し下流のところ)。