●オーラル
ヨーロッパ フランス共和国 AD1849 第二共和政
1849〜1928 フランスの歴史学者。視学官の子供として,1849年にシャラント県のモンブロンに生まれ,エコール=ノルマルを卒業してモンペリエ大学で教育に従事した。1886年,パリ大学の革命史講座の教授として迎えられ,1922年停年退職するまで,フランス大革命史の講座を担当した。「公安委員会の記録,地方派遣委員の報告集」「ジャコバン協会」など大革命関係の史料収集・整備の功績が大きい。彼は,[1]革命的立場に立ち,[2]歴史的公正を信条とし,[3]史料吟味と批判に厳正であった。とくに,イボリット=テーヌ(1828〜1893)の『現代フランスの起源』(1875〜1894)を科学的にきびしく批判したことで有名である。革命と宗教・革命と封建制度に関するオーラルの研究は,『フランス革命政治史』(1901)によって代表されている。