●オマーン
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正式国名,オマーン国 Sultanate of Oman アラビア半島南東端,オマーン湾とアラビア海に面する面積約21万平方km,人口208万人(1996年)の首長国。国名は,古アラビア語の「滞在地」を意味する説と「オマーンの領地」の人名に由来するとの説がある。国土の大部分は砂漠と岩山の地域で,オマーン湾岸から山麓地帯にかけての地下水の豊富なオアシスでは,ナツメヤシ・小麦・ぶどうなどが栽培され,内陸では遊牧が行われる。住民の大部分はイバーディ派イスラーム教徒のアラブ人であるが,イラン人・アフリカ系黒人も居住する。オマーンの地名は2世紀の地理学者プトレマイオスに記録されている。1508年にポルトガルに占領されたが,1650年にはポルトガル人を追い払った。18世紀にはサイード王朝がマスカット=オマーン王国を建国した。その後,イギリスの保護領となり,1971年に独立を回復した。1960年代から油田開発がすすみ,近年の原油年産約1,300万t,その約50%が日本へ輸出される。