●御守 おまもり
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護符(amulet)・呪符ともいう。神社仏閣が発行するものから,動物や人間の骨・爪・髪,植物の実・枝・葉,小石などまで,携帯可能で,所持することによって攘災招福の超自然的力をもつと信じられている物体をいう,呪物(fetish)の一形式。機能的に攘災をamuletとし,招福をtalismanと区別することもあるが,両者の機能は表裏一体であることが多い。社寺発行の御守は元三大師の角大師(つのだいし)の護符や成田山の身代り札のように,独自の縁起由来をもつものがあるが,もともとは祈祷のために読誦した経名や回数を記した巻数から展開したものとみられる。神仏の名や種子(しゅじ)を記したもの,十二支それぞれの生まれ年の人を導き守護してくれるという縁仏・一代守リ本尊の御守,山伏や祈祷師の発行するものなどがあり,家内安全・商売繁昌・学業成就など庶民のあらゆるニーズに応じて多様である。〔参考文献〕吉田禎吾『呪術』1970,講談社