●オニール
北アメリカ アメリカ合衆国 AD1888
1888〜1953 ニューヨーク市生まれのアメリカの劇作家。父は俳優であった。プリンストン大学に1年間在学ののちは南米へ金の踏査旅行に出たり,父の一座の一員・船員・新聞記者などをする。病気で半年療養中に自分の人生観を表明するための手段として作劇を始める。1916年に,劇団Province town PlaYersに入団,そこで彼の一幕物がたくさん上演された。『地平線の彼方』(1920)で認められたのち,精力的に形式上・手法上の種々な実験を行いながら,博読(とくにギリシア悲劇・イプセン・ストリンドベリなど)と,自身の舞台経験に支えられた深い世界を展開して傑作を書きつづけた。1936年ノーベル文学賞受賞。代表作に『皇帝ジョーンズ』(1920)・『毛猿』(1922)・『楡の木陰の欲望』(1924)・『喪服の似合うエレクトラ』(1931)など。