●オーデル川 オーデルがわ
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東ヨーロッパの川。ズデーテン山脈に発し,バルト海に注ぐ。ポーランドを流れ,下流部はポーランドと東ドイツ(ドイツ民主共和国)との国境になっている。全長は907km,流域は11万9,000平方kmにおよび,ポーランドをうるおしている。中流にヴロツワフ(ドイツ名ブレスラウ)などの都市があり,下流近くにはシュチェツィン港がある。ポーランドではオドラ川と呼ばれ,ヴァルシャヴァ(ワルシャワ)を通っているヴィスワ川(ドイツ名ヴァイクセル川)につぐ第二の長流である。シュレジエン工業地帯やヴィスワ川などと運河で結ばれている。水位の変化の激しいことでも有名である。スラヴ系住民がいたが,中世の東方植民によって,下流はブランデンブルク領となり,その関係で,プロイセン領となっていた。その支流ナイセ川(ポーランド名ニサ川)とともに,ドイツとの国境に定められるには,オーデル=ナイセ問題を解決しなければならなかった。