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●小田原 おだわら

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 神奈川県西部の都市。箱根山麓に位置し,相模湾に面し,市内を酒匂川と早川が流れ,酒匂川両岸の足柄平野の部分と,旧市街地の小田原駅周辺,および南部の早川沿岸部に大別される。天下の難所である箱根山の東の入口としての交通の要地であり,総面積は114万平方km強,人口18万4,000人弱(1984年8月現在)。735年(天平7)の封戸租交易帳に,足上郡・足下郡の名がみえ,平安末期には早川荘が成立,中央の藤原氏に寄進されている。源頼朝の挙兵には中村一族の土肥実平の子小早川直平が参加,以後所領として領有した。室町期には駿河国東部から進出した大森氏が鎌谷公方の家臣として領有したが,1495年(明応4),伊豆より早雲庵宗瑞(北條早雲)が侵入してから,5代にわたってのち北条氏の城下として発展,関東8カ国に覇を誇った。1590年(天正18)豊臣秀吉に滅ぼされたのちは,徳川家康の領国の要地として,大久保氏,稲葉氏と藩主が変わってのち廃藩を迎え,足柄県が置かれ,その県都にいったんはなったが,やがて神奈川県に吸収されて,今日にいたっている。

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