●オーストラリア労働組合評議会(ACTU) オーストラリアろうどうくみあいひょうぎかい
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オーストラリア最大の労働組合連合体で,労働党の最大支持母体。労働組合員の要求貫徹のためにストライキ戦術などで経営者側に圧力をかけることがしばしばある。とくに賃金引き上げ問題では,連邦の調停仲裁委員会を舞台に労働組合側の法定代理人として大きな業績を残し,労働運動の中核的存在として君臨する。もともと中小の組合間の情報交換を密にし,協調行動をとるという目的で1927年に設立されたものであるが,圧力団体として知られるようになったのは第二次世界大戦後である。ことに1967年,当時最大の単一労働組合AWUがACTUの正式メンバーとなり,その勢力が一挙に拡大した。ブルーカラー中心の組合員は現在約230万人で組織労働者の78%を占める。1969年から約20年間にわたってロバート=ホーク(1983年総選挙では労働党を大勝させ首相に就任)が議長をつとめ,ホークの強力なリーダーシップのもとにACTUは強大な圧力団体へと成長した。党との関係は日本の社会党と総評の関係に似ている。