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●沖縄占領 おきなわせんりょう

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 米軍は沖縄諸島を占領するや,ただちに軍政の施行を宣言した。初期の統治機構を米軍政府といい,最初の長官のほかは陸軍の軍司令官が軍政長官を務めた。1950年(昭和25)12月15日米軍はそれまでの米軍政府を廃して琉球列島米国民政府(United States Civil Administration of the RYukYu Islands)を設立した。これは単に米民政府・民政府・ユースカー(USCAR)とも称された。沖縄の長期的統治のため従来の占領政策では住民の協力を得がたいとの米国側の判断からであったと思われる。その長は最初「民政副長官」(長官は米極東軍司令官)と称したが1957年(昭和32)から1972年(昭和47)沖縄の日本復帰まで「高等弁務官」と称した。これに対し,戦後の沖縄側の自治機構は沖縄諮詢会(1945・昭和20)→民政府(奄美・沖縄・宮古・八重山,1946・昭和21)→群島政府(同上・1950・昭和25)と変遷をへて1952年(昭和27)全琉球列島を統轄した中央政府として琉球政府が設立され沖縄返還時までつづいた。