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●大友氏 おおともし

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 大友能直を祖とする豊後の豪族。その本拠地は相模国大友郷である。初代能直は源頼朝に仕えた御家人。養父中原親能から豊後下野荘地頭職をゆずられたため豊後へ赴き,その後守護に補任され,頼泰は蒙古襲来(元冠)後に豊後守護,鎮西談義所奉行として活動し,のち南北朝内乱の時には足利氏に属して,菊池氏と闘う。豊前・筑後にまで所領を有する守護大名に成長,戦国時代の大友義鎮(宗麟)のとき,肥前の竜造寺,薩摩の島津氏とで九州を3分するほどまで勢力を拡大している。1578年(天正6)島津氏と戦って大敗し,その後力をなくし,文禄の役のときには秀吉の怒りにふれ除封されてしまった。家康時代には高家となる。その最盛期は21代義鎮のときで1559年(永禄2)には両筑・両豊・両肥の6か国の守護と日向・伊予半国を支配した大大名で,その上南蛮貿易にのり出し,キリシタン大名として名をはせ,府内は世界でも有名なキリシタンの教区でもあった。

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