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●太田道灌 おおたどうかん

アジア 日本 AD1432 室町時代

 1432〜86(永享4〜文明18)室町中期の武将・歌人。幼時より鎌倉五山に学び和漢の学に優れ和歌に長じ家集『慕景集』を編む。やまぶきの古歌にちなむエピソードは後世の作話。幼名鶴千代,1446年(文安3)元服,字は資長(すけなが)。1455年(康正1)家督継承,1478年(文明10)ころ入道し道灌と号した。伊豆に堀越公方足利政知を擁した扇谷上杉氏の重臣。下総の古河公方足利成氏に備え1457年(長禄1)江戸城を築く。1476年(文明8)山内上杉氏の部将長尾景春(かげはる)が成氏と結んで叛乱。以後1480年(文明12)にかけて扇谷上杉定正・山内上杉顕定を守って奮戦,扇谷上杉の武威を高めたが,これを不快とする顕定が1478年(文明10)成氏と和し,両上杉氏に間隙が生じた。1486年(文明18)顕定の術策に陥って道灌の叛意を疑った定正に暗殺された。

〔参考文献〕前島康彦『太田道灌』

勝守すみ『太田道灌』

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