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●大阪事件 おおさかじけん

アジア 日本 AD1885 明治時代

 1885年(明治18)大井憲太郎を中心とする自由党左派が,朝鮮の内政改革を企てて発覚した事件。壬午(じんご)の変以来,朝鮮に深い関心をよせていた日本政府は,独立党を援助しクーデタをおこさせた(甲申の変)。しかし,これは失敗に終わっていた。一方,前年10月以来,政府の激しい弾圧下にあった自由党左派の大井・小林樟雄・新井章吾・磯山清兵街・景山英子らは事大党と戦っていた独立党に同情,金玉均らを援助して清国の圧迫から独立させ,それによって日・韓・清三国間の緊張感・危機感をつくって,日本の内政改革にも利用しようと,秘かに準備を進めていた。資金は有志の寄付金のほか,一部強盗による調達も行われ,爆裂弾を製造し,長崎から渡鮮しようとしていた矢先に,磯山の変心から発覚。1885年11月,大阪・長崎で検挙され,翌年までに139名が逮捕,31名が外患罪などで処刑された。