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●大川周明 おおかわしゅうめい

アジア 日本 AD1886 明治時代

 1886〜1957 日本ファシズムを代表する1人。山形県出身。五高をへて東京帝大でインド哲学を学ぶ。植民地インドの現状に目をむけ日本によるアジア解放を提唱。1918年(大正7)満鉄入社。老荘会をへて1919年北一輝らと猶存社を組織,右翼的国家改造運動のさきがけをなす。が,まもなく北と対立し,1925年行地社を創立,機関誌「月刊日本」を発刊。1920年代後半ごろから「満蒙問題解決」を叫ぶ。1931年桜会の橋本欣五郎・小磯国昭など軍幹部や,一部の右派社会改良主義者と結んで宇垣一成による軍部独裁政権の樹立をめざし三月事件を画策した。民間右翼や青年将校が総結集した未遂クーデタの十月事件にも関与。1932年改めて神武会を創立し会頭となった。同年五・一五事件で幇助罪に問われて検挙され下獄。1937年出獄。東西文明の対抗を基調とする大アジア主義の主張は,太平洋戦争当時,大いに受け入れられた。1945年12月A級戦犯として逮捕・起訴されたが精神疾患ということで免除。著訳書に『復興亜細亜の諸問題』『コーラン』などがある。

〔参考文献〕『大川周明全集』岩崎書店

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