●大奥 おおおく
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江戸城城中の将軍の正妻(御台所)および側室の居室をさす。将軍の居室を中奥といい,中奥と大奥との境界に上下お鈴廊下があり,将軍のみが出入する。したがって本丸なら将軍の,西の丸なら大御所あるいは将軍世子の夫人すなわち大御台所・簾中を主人とする女性ばかりの世界をさす。大奥女中の職制は時代によって変化しており,一定ではない。ここは将軍以外は男性出入禁止地区であった。大奥の部屋は御休息の間のほか,切形の間・御化粧の間・納戸の間・御清の間・御座の間・御小座敷・北の御部屋・奥御膳所・御対面所・宇治の間・呉服の間・御溜の間などに分かれている。職制としてはジョウロウ※注1※・御年寄・中年寄・御客会釈・チュウロウ※注2※・御坊主か御小姓・御錠口・裳使・取次・御右筆・御切手書・呉服の間・御三之間・御広座敷・御火之番・御使番・御仲居・御末・御犬子供などがいた。そして将軍・御台所に御目見以上と以下の区別もされていた。
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