●応用心理学 おうようしんりがく
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心理学の知識・技法・研究を現実生活からおきる諸問題に適用して,人間生活の向上をはかろうとする心理学を総称して応用心理学という。応用心理学には二つの考え方がある。一つは基礎心理学・理論心理学・実験心理学で発見された知識や技法を実際問題の解決に応用するという立場である。もう一つは応用心理学を独自の体系をもったものとして,応用心理学自身のなかから理論と法則をみいだし,技法を開発して実際問題を解決しようとする立場である。最近学際的研究が進むにつれて,後者の立場が強くなりつつある。応用心理学は現実生活の諸問題を研究し,解決する役割をもっているのであるから,応用心理学は心理職としての専門的見識と技量を訓練し,倫理綱領を守って研究・診断・治療を行わなければならない。応用心理学の領域は広範で,教育心理学・産業心理学・犯罪心理学・臨床心理学・経営心理学・広告心理学・交通心理学・人間工学などがある。