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●王蒙 おうもう

アジア 中華人民共和国 AD1298 元

 1298〜1385 中国の元末の文人・画家。黄公望・ゲイサン※注1※・呉鎮とともに元末の四大家と称せられる。胡州(浙江省)の人。字は叔胡。黄鶴山樵・香光居士と号した。元に仕えた書画の大家,チョウモウフ※注2※の外孫。元末に理問の官(司法官)についたが,兵乱にあいその職を辞し,黄鶏山に隠栖。洪武初年,泰安州の知事。宰相胡維庸の謀反事件に連坐し,獄死した。若くして詩文をよくしたが,画家として広く知られている。その画は,初め外祖父チョウモウフ※注2※の影響を受け,のちにその域を脱し,王維・董源巨然など唐宋諸家に形式の拠り所を求めている。〈墨法秀潤〉と評されたごとく,壮大で複雑・高遠な構図や細密な皴(ひだ)を重ねた山の濛気などを特色とする。技巧派であり,南宗画の大成者とされる。作品に『秋思秋暁図』などがある。

〔参考文献〕内藤虎次郎『支那絵画史』1938,弘文堂

堂谷憲勇『支那美術史論』1944,桑名文星堂

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