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●王僧弁 おうそうべん

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 ?〜555中国南朝梁の武人。太原祁(山西省太谷県)の人。字君才。梁の天監(502〜518)中に父神念とともに北魏から梁に亡命。のち湘東王蕭繹(元帝)の属僚となり,繹が荊州刺史となると,竟陵太守・雄信将軍となった。548年(太清2)侯景の乱が勃発するや,繹の命のもとに,広州(広東省)・江州(江西省)地域の土豪を率いた陳霸先(陳の武帝)と協力し,侯景を討滅した。552年(承聖1)繹が江陵において即位すると,侯景平定の功により,司徒・侍中・尚書令となり,建康(南京)に駐屯した。554年(承聖3)西魏により江陵が攻略され,元帝が自殺すると,陳霸先らと協議して元帝の子敬帝を擁立した。他方,この混乱は北斉の干渉を招いた。結局,王僧弁は北斉の要求を受け入れ,北斉の捕虜となっていた蕭淵明を帝位につけ,敬帝を皇太子としたが,この廃立に不満をもった陳霸先のクーデタによって自殺するにいたった。

〔参考文献〕「王僧弁伝」『梁書』巻45