●王先謙 おうせんけん
アジア 中華人民共和国 AD1842 清
1842〜1917中国,清末の学者。字は益吾。号は葵園。湖南省長沙出身。1865年(同治4)の進士。官僚としては,翰林院編修から国史館・功臣館・実録館の纂修・協修・総纂をへて,国子監祭酒・江蘇学政に任じられた。戊戌変法の際には,変法運動に反対した。王先謙は多くの学問的著述を世に送ったが,自身の手になる独創的な説を打ち出すというより,諸家の説を整理・総合することに長じていた学者であった。国史館に居た当時には,清代10朝の編年史である『東華録』『東華続録』を著した。江蘇学政時代には,経学を研究した阮元の『皇清経解』にならって『皇清経解続編』『南菁書院叢書』を編さんした。その他,『尚書孔伝参正』『詩三家義集疏』『漢書補注』『後漢書集解』『新旧唐書全注』『元史拾補』『荀子集解』『荘子集解』を著し,『合校水経注』『続古文辞類纂』『十家四六文鈔』を編さんした。