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●王政復古の大号令 おうせいふっこのだいごうれい

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 江戸幕府を打倒して政権を朝廷に移すための政変。慶応3年10月24日の大政奉還は,岩倉具視・西郷隆盛・大久保利通木戸孝允らの討幕派は土佐の山内豊信らの公議政体論派を抑え込み,1867年(慶応3)12月9日(太陽暦翌年1月3日)に大政奉還後のクーデタを行った。その経過は12月8日夜,表向きは朝敵となっていた長州藩をはじめ,討幕派公卿らの免罪をきめ翌9日早暁,薩摩・尾張・越前・土佐・安芸藩兵が御所を警備し,同調する公卿・諸侯のみを参内させ,御前会議を開いて,すべてを神武創業にもとづく,いわゆる王政復古の大号令を出している。総裁・議定・参与を設け,摂政・関白・京都所司代を廃止し,王政復古政府をつくった。しかし越前・土佐・尾張はまだ佐幕的であったので統一がとれず,徳川氏の辞官納地をめぐる論議の末,岩倉を中心とする討幕派が主導権をにぎったため,それに反発するものも少なくなかった。