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●奥羽越列藩同盟 おううえつれっぱんどうめい

アジア 日本 AD1868 明治時代

 戊辰(ぼしん)戦争に際し,奥羽・北越の諸藩が,官軍に抗戦するために結んだ軍事同盟。仙台・米沢両藩を中心に1868年(慶応4)5月3日,奥羽26藩の間に攻守同盟が結ばれた。この奥羽列藩同盟に,会津藩と盟約を結んでいた新発田藩ら北越6藩が加わり,30藩を超える大同盟となった。同盟は“君側の奸”薩長の専制に反抗し,彰義隊戦争で北へ敗走した輪王寺宮公現法親王を推戴し,結ばれた。しかし,近代化された軍隊組織と洋式の武器にまさっていた官軍が白河口,越後口から軍を進めると,脱退する藩が相次いだ。官軍は北陸をまず鎮定し,白河・棚倉・二本松を攻略したために米沢・仙台両藩も降伏した。ここで同盟は解体,最後まで抗戦した会津藩も9月22日ついに降伏し,5カ月に及ぶ戦争は終わる。

 この官軍=政府軍の勝利によって,函館の榎本武揚軍を残して,ほぼ全土を制圧,明治維新を迎えることになる。