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●円爾弁円 えんにべんえん

アジア 日本 AD1202 鎌倉時代

 1202〜80(建仁2〜弘安3)鎌倉時代の臨済宗僧侶,号房は圓爾,東福寺派をひらいた。駿河国(静岡県)の平氏に生まれ,18歳で得度受戒し翌年京都で儒学を学んだ。22歳のとき,上野長楽寺に往き禅宗を栄朝に学んだ。のち密教をも学んだが禅学研鑽のため入宋を志し,1235年(嘉禎1)栄尊らとともに渡海した。景福律院,天童山などをへて径山の無準師範に会い,その下で兀庵普寧らとともに6年修学し,その法を嗣ぎ圓爾の法諱をうけた。1241年帰国。のち筑前崇福寺・肥前万寿寺を開き,博多承天寺の開山になった。1243年,前摂政九条道家に招かれて上洛し,後深草・亀山両上皇を初め公家の帰依をえ,1255年(建長5)東福寺の開山となった。1280年(弘安3)79歳で没した。1311年聖一国師と勅諡された(国師号の始め)。門弟はきわめて多く彼らは五山中の主流をしめた。その行業語録は,弟子の編集した『聖一国師年譜』『聖一国師語録』に記されている。

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