●閻錫山 えんしゃくざん
アジア 中華人民共和国 AD1883 清
1883〜1960 中国の軍人・政治家。山西省五台県生まれ。日本陸軍士官学校卒。日本留学中,中国革命同盟会に参加。帰国後同盟会を山西で組織し,辛亥革命のとき,挙兵して山西省の軍権と政権を掌握し,31歳で省督になった。その後十数年山西モンロー主義を維持し,中央政治にかかわらず省の治世に専心,“山西王”の地位を築いた。その後国民党の北伐に参加,軍総司令に就任,1930年反蒋運動に加わり失敗,妥協して太原綏靖主任として山西に戻った。日中戦争時,山西地区の司令長官として戦ったが,山西の農民が中共を支持したため,閻の「防共自治」は根底から崩れ,1949年太原が中共軍に解放され,撤退を重ね国民党政府とともに台湾に渡った。1949〜50年行政院長,国防部長を兼任,蒋介石に同調し,支配体制の再建に尽力,行政院長を辞してのち,総統府資政,中央評議委員として活躍した。後年,反共思想の著述を多数著した。