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●エリアーデ

ヨーロッパ ルーマニア AD1907 ルーマニア王国

 1907〜 ルーマニア生まれの宗教史学宗教現象学者。ブカレスト,ローマ,ジュネーヴで教育を受けたのち,インドに留学しヨガに関する研究で学位を得る。ブカレスト大学やパリの高等研究学院で教鞭をとったのち渡米し,シカゴ大学の教授に就任,現在にいたる。彼の研究はヨガ・シャーマニズム・イニシェーション(成人式)錬金術・オーストラリア原住民の宗教など多岐にわたるが,そこには,天上界・地上界・冥界の3界をつらぬく軸となる「世界の中心」(家屋・柱・樹などがそのシンボルとなる)を介して「原初のとき」に顕現した聖なるものとのつながりを回復し,さらには「原初のとき」そのものを反復しようとする人間精神に普遍的に内在する始原性(アーカイズム)を追求しようとする一貫した姿勢が窺える。彼の著作が哲学・文学を初めとする忠想界に与えた影響は大きい。主著には『永遠の回帰の神話』(未来社)・『シャーマニズム』(冬樹社)・『生と再生』(東京大学出版会)・『エリアーデ著作集』(1〜13せりか書房)などがある。