●エーベルト
ヨーロッパ ドイツ連邦共和国 AD1871 ドイツ帝国
1871〜1925 ドイツのワイマール共和国初代大統領。馬具職人からドイツ社会民主党に入り,ブレーメンで労働組合運動の指導者や市会議員をつとめたのち,1905年党中央幹部会書記に選ばれ,1912年国会議員に当選し,翌年党幹部会議長に就任してベーベル亡き後の党指導者となった。彼の関心はイデオロギーや理論よりも実践にむけられていたことからしだいに党内左派と対立し,第一次世界大戦中は党内多数派を率いて政府の戦争政策に協力した。1918年11月に革命がおこるとマックス内閣から政権を引き継ぎ,臨時政府の人民委員会議の議長として秩序の回復につとめ,翌年1月極左派の蜂起を鎮圧すると同時に憲法制定国民議会の開催を実現させた。そしてこの議会で第1党の指導者として大統領に指名されてからは,国家の再建をめざしてワイマール憲法の制定擁護と国際協調のために超党派的立場で努力したが,国内極左派と右派の両方から批判された。
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