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●榎本武揚 えのもとたけあき

アジア 日本 AD1836 江戸時代

 1836〜1908(天保7〜明治41)旧幕臣で,明治維新後は役人。徳川政府の勘定役,榎本円兵衛の次男として江戸に生まれる。蒸気機関学・航海学などを学び,海軍操練所教授となる。1862年(文久2)留学,イギリスなども視察し,先進国の文明を吸収。帰国後,軍艦乗組頭取・海軍奉行などの要職につく。戊辰戦争で幕府側が敗れると蝦夷地に渡る。五稜郭で官軍と戦って敗れ,降伏後は東京で入牢。1872年(明治5)正月に,黒田清隆らの助命嘆願の動きもあり出牢。同年3月,開拓使の高官に任じられ北海道内の地下資源を調査。自らも開墾を試みるが,ケプロンとの対立がもとで辞任。同年特命全権公使となり,1875年に千島樺太交換条約を成立させる。帰国後は外務大輔・海軍卿・駐清特命全権公使・逓信大臣・文部大臣・外務大臣・農商務大臣などについた。しかし,藩閥が強い力をもつなかでは,大きな業績をあげることができなかった。

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