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●海老(蝦) えび

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 節足動物・甲殻類(こうかくるい)・十脚目(じゅっきゃくもく)のうちの長尾亜目(ちょうびあもく)の総称。長尾というのは,腹部がよく発達して長いためで,カニ類が属する短尾亜目に対するものである。海水・汽水・海水のいずれにもみられ,浅海から深海,熱帯から寒帯にまで広く分布する。サクラエビやクルマエビのように水中を泳ぐ遊泳類と,イセエビのように水底を歩行する歩行類に分けられ,前者には漢字の“蝦”,後者には“海老”があてられる。一般に夜間活動性で,群棲する習性がある。食用として重要種が多く,日本では高級品のイセエビやクルマエビのほか,サクラエビ・アキアミ・クマエビ・シバエビ・ホッカイエビ・ボタンエビ・アカエビなどの水揚げが多い。近年の需要の急増に伴い,東南アジアやインドからのエビ類の輸入が増えている。棲息深度の浅い沿岸性のものは打瀬網(うたせあみ)や手繰網(てぐりあみ),深海性のものは底曳綱,イセエビは刺網で漁獲される。エビは古くから長寿を祝う縁起物として用いられてきた。

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