●エドワード6世 エドワードろくせい
ヨーロッパ 英国 AD1537 チューダー朝
1537〜53 イギリス,テューダー朝の国王(在位1547〜53)。ヘンリ8世と第3妃ジェーン=シーモアの子。メアリ=テューダーとエリザベスは異母姉。9歳で王位についたため,初め母方の伯父エドワード=シーモア(ハーフォード伯,のちサマセット公)が摂政となり,彼の失脚後はジョン=ダッドリー(ウォリック伯,のちノーサンバランド公)が実権を握った。王は熱心なプロテスタントで,彼の在位中にイギリス国教会のプロテスタント化が促進された。すなわち,1549年摂政サマセット公のとき,第1回礼拝統一令が公布され,英語の一般祈祷書がイギリスにおける礼拝の唯一の合法的様式と定められ,これを使用しない者に対する罰則が付加された。1552年摂政ノーサンバランド公のとき,先の祈祷書に改訂を加えた第2回礼拝統一令が公布され,礼拝様式におけるプロテスタント化が徹底された。そして翌年42の信仰個条が定められ,国教会は新教の立場をとるにいたった。しかし,王の死後メアリによるカトリック反動が訪れた。