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●エドワード黒太子 エドワードこくたいし

ヨーロッパ 英国 AD1330 プランタジネット朝

 1330〜76 イギリス王エドワード3世の長子。黒色の甲冑を着用したことから黒太子と呼ばれたといわれる。1333年チェスター伯,1337年コーンウォール公(イングランドにおける最初の公爵),1343年プリンス=オブ=ウェールズになった。1345年父王に従ってフランス遠征(百年戦争)に加わり,翌年クレシーの戦いでフランス騎士軍を撃破して勇名を馳せ,1356年ポアティエの戦いでは大勝してフランス王ジャン2世を捕虜にした。その後黒太子は病気になり,出陣することさえできなくなった。その間フランス軍は失った領土を徐々に取り戻した。百年戦争初期におけるエドワードの勝利は彼の秀でた軍事的才能にもよるが,それにもまして彼の部下である長弓兵の戦闘力のたまものであった。長弓は父王がウェールズ征討のときウェールズ人から学んだ武器で,この優れた武器をもつ農民歩兵隊の放つ“雪のように厚く降る”矢が,槍をもつフランス騎士軍を圧倒した。

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