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●エドワード1世 エドワードいっせい

ヨーロッパ 英国 AD1239 プランタジネット朝

 1239〜1307 イギリス,プランタジネット朝の国王(在位1272〜1307)。ヘンリ3世の長子。十字軍遠征からの帰途,父の死により1272年王位を継承した。1274年帰国,戴冠すると,全国にわたって国王の有する土地・権利について調査を行い,1279年にはドームズデー=ブック以来の土地調査記録であるハンドレッド=ロールズをつくった。また,王権を時代に即して有効に発揚すべく行政・司法の改革立法を行い,「立法者」の異名で知られる。王の治世前半は,諸侯とのあいだに緊密な協力関係があり比較的平穏であった。この間,ウェールズを平定して1282年にこれを併合した。1301年王は,息子エドワード(のち2世)がウェールズで生まれウェールズ人の乳母に育てられたところから,彼にプリンス=オヴ=ウェールズの称号を与えた。それ以来,これはイギリス皇大子の称号となった。王はスコットランドにも出兵したが,併合の企ては失敗した。これらの戦争は国王財政に著しい負担を加えた。そのために,王は議会を開いて課税を行ったが,このことが議会制度の発達を促す結果になった。王が1295年に召集した模範議会はその後の議会構成の模範とされた。