50音順    検 索

●エチオピア教会 エチオピアきょうかい

アフリカ エチオピア連邦民主共和国 AD 

 エチオピアのキリスト化は,4世紀ごろといわれており,最初は,エジプトの修道士が教会の首長に就任する慣行であった。5世紀以後は,キリスト単性論の立場をとるモノフィジートの一派となった。そして,聖書がゲース語に翻訳され,礼拝用語にはゲース語が用いられた。6世紀にエチオピア王国はヒムヤル王国を滅ぼしてイェメンを支配した。また,エチオピア軍のメッカ攻撃(象の年)も行われた。一方,メッカが迫害を受けたムスリムの一部は,ヒジュラに先立ってエチオピアへ避難した。エチオピア教会はエチオピア山脈に拠って,有力な修道院を中心にしてイスラーム勢力の浸透に対して抗争を展開し,イスラームをめぐる国際環境において重要な役割を演じた。12世紀以後は,ローマ=カトリック教会から積極的な働きかけが行われた。しかし,教会はモノフィジートの立場をとった。