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●会合衆 えごうしゅう

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 室町時代から安土桃山時代にかけて,都市の自治組織を掌握した門閥的指導者層。同時期に都市民の指導者を年寄・行事などの名称で呼んだが,会合衆もその一つ。寺院などにおける“集会”(しゅうえ)などが語源であろう。和泉国堺が代表的である。『ショケンニチロク※注1※』の1484年(文明16)8月1日条に〈余(会カ)合衆内,カスエ(三宅主計)・イツミ屋(和泉屋道栄)〉と出るのが初見で,このころは10人ほどであったらしい。戦国期には36人に増加,池永・今井・能能屋などの豪商が名を連ねた。堺のほかに,伊勢神宮門前町の宇治六郷・山田にもその名称がみられ,名称はみられないが,筑前博多の自治組織も堺を模倣したもので,会合衆の都市といえよう。これらの都市では少数の門閥的指導者に権力が集中し,都市自治が行われていた。しかし,統一権力の進展とともに,堺は織田信長にその自治権を奪われるなど,会合衆の支配は終わりを告げた。

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