●エカチェリーナ2世 エカチェリーナにせい
NIS諸国 ロシア連邦 AD1729 ロシア帝国
1729〜96 ロシア女帝(在位1762〜96)。ドイツ貴族アンハルト=ツェルプスト公の娘,1745年,のちのロシア皇帝ピョートル3世と結婚。1762年,近衛将校オルロフらのクーデターにより,夫を殺害して即位。啓蒙専制君主として法典編纂の準備や,教育の振興・病院の設立・文芸の保護を行う一方,農奴制の強化につとめた。農奴には地主に絶対服従を命じ,地主(貴族)には農奴を苦役に出す権利(1765)・農奴の排他的所有権・農奴に対する裁判権などの特権を付与した(1785)ために,プガチョフの農民戦争(1773〜75)に悩まされたが,外には3度のポーランド分割(1772,1793,1795),露土戦争(1768〜74,1787〜92)により,領土を拡大,黒海制海権・ダーダネルス通行権を獲得,その間,1783年にはクリミア=汗国を併合した。アジア方面では,1792年(寛政4)ラクスマンを日本に派遣,日本との通商関係樹立につとめるとともに,北太平洋進出を強化した。
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