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●永楽大典 えいらくたいてん

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 明代の類書。全2万2,885巻(一説には2万2,877巻)。成祖永楽帝の勅により1408年(永楽6),解縉姚広孝らの撰によって完成。当時存在したあらゆる典籍を網羅し,諸事百般の事項を洪武正韻76韻に従って配列したものであるが,編集に一貫性を欠き粗雑な点も目立つ。同書の編さんは,靖難の変への批判を封じるための文化事業の一つとして計画されたものであろう。1403年(永楽1)に編さんを命じて翌年に完成し『文献大成』と名づけたが,不備の点が多かったため再修して『永楽大典』と改称。1562年(嘉靖41)世宗嘉靖帝の命により,徐階高拱らが正副2本を重録。原本・正本はともに火災で滅び,副本は1772年(乾隆38)に翰林院に移されたが散佚はなはだしく,現在では797巻60冊余が存在するだけである。

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