●ウルドゥー語 ウルドゥーご
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インド=アーリア系の言語で,インド亜大陸北部の混成通用語。現在パキスタンの国語で,インドでも公用語の一つ。「ウルドゥー」とはトルコ語で「運営」を意味する。中央アジアからのイスラーム教徒征服王朝は軍営地内でペルシア語を用いていたが,彼らと土着民との接触を通じて,ペルシア語とデリー周辺のヒンディー系言語との混成語が生まれた。これがやがて広域の通用語,ウルドゥー語となった。ウルドゥー語の文学は,ペルシア文学がながくムスリム王朝で宮廷文学の地位にあったのでその発達が遅れ,ムガル朝末期にようやく発達した。現代でもその詩・小説が盛んである。アラビア=ペルシア文字を用いて書き,言語構造はヒンディー語と共通しているが,文化語彙は多くアラビア語・ペルシア語の語句を入れている。日常的にはヒンディー語使用者と意思疎通することができる。イギリス植民地時代には一般に「ヒンドゥスタニー語」と呼ばれた。